お金に執着すると、お金が逃げていくって話を聞いたことがあります。
そうは言うけど、やっぱりお金欲しいってなるんですけど。
そうじゃな。
お金が欲しい欲しいと思っていると、引き寄せの法則的には
常に「お金が欲しい」という状態を引き寄せるといわれちょる。
それは裏を返せば、「金が足りない」という状況じゃ。
だから、お金への執着は手放そうといわれる。
頭ではわかるんですけど、やっぱりついついお金の事を気にしちゃうんじゃないですか。
どうすればいいんでしょう。
だったら、こんなワークをやってみてはどうじゃろう?
お金という不思議な存在
お金の正体
お金って不思議なものです。
それその物にはほとんど価値はありません。ただの紙切れです。
この紙切れの背景には、信用という情報があるから価値があるわけです。
ただ、お金その物を好きかどうかというよりは、お金を使ってできることに私たちは価値を感じています。
じゃあ、私たちは、お金を手にして何を手に入れ、何をしたいのでしょうか?
お金の中に込められた価値
ただ、私たちは、お金で買う物そのものに価値を感じている場合もありますが、それ以外のものを求めている場合があります。
たとえば、社会的地位や権威を主張するためのもの。
高級外車や、高級な衣服、高級な宝石や美術品などは、それその物の魅力もありますが、それを身につけている自分が誇らしい、という事になっているのではないでしょうか。
あるいは、年収〇千万とか、年収一億円という所得を持っている自分が誇らしいとか。
お金が自分を誇るための道具として機能している場合があります。
お金が心を埋める道具になっていることも
無制限にお金があったら、あなたはどうするでしょうか。
それを考えて行く中で、色々思いつくこともあろうかと思います。
とはいえ、お金の必要性は大きく、
- 必要なものを得るための機能
- 心の隙間を埋める道具としての機能
に大別されると思います。
収入が少なくて生活にも困っている人は、前者の機能を求める人が多いでしょう。
しかし、圧倒的多数は後者の機能を求めている人が多いように思います。
お金への執着を下げるトレーニング
お金に精神的に依存している人向け
これからご紹介するワークは、お金への精神的依存と距離をとるワークです。
ですから、今とにかくお金に困っている、という人に効果があるかどうかはわかりません。
私自身がやってみて面白いなー、と思ったのは、
- 自分はお金を使って得たいものややりたい事が意外と少ない
- お金がたくさんあっても使い道は思ったほど思いつかない
- あればハッピーだけどないならないでいいか、と思えるようになった
- 自分のお金の使い道について大胆に考えられるようになった
といった気づきがありました。
皆さんもぜひ試してみて下さい。
お金を使うシミュレーション
簡単にワークを説明すると、銀行口座に見立てた表を作ります。
私はGoogleのスプレッドシートを使っています。
そこに、毎日、ある金額が振り込まれたと想定して、日付と金額を入力します。
ある金額というのは、1日目は10万円、2日目は20万円、3日目は30万円という風に、毎日10万円ずつ増えていきます。
そしてそのお金、毎日使いきることがルールです。
1日目は10万円を使い切り、2日目は20万円を使い切り、毎日入金額全額を使います。
貯金はNG。ローンなども想定しない方がいいと思います。
例えばこんな感じ
日付 | 入金 | 出金 | 用途 |
---|---|---|---|
5月9日 | 100,000 | 100,000 | S社の時計 |
5月10日 | 200,000 | 200,000 | Aブランドのスーツ |
5月11日 | 300,000 | 300,000 | P社ノートパソコン |
5月12日 | 400,000 | 200,000 200,000 | Bブランドの靴 C社のギター |
5月13日 | 500,000 | 500,000 | ハワイへの夫婦海外旅行 |
一つのもので、全額使うもよし、色んなものを集めて当日分の使い道にするもよしです。
旅行や、無形のサービスももちろんありです。
注意したいのは、ちゃんと価格を調べてみてほしいのです。
すると、けっこう高そうに感じていたものが意外とやすかったり、それなりに高いけど何だかえそうな気持になったりと、心の変化で楽しい発見があります。
このお金のワークをするとお金の価値が変わる
毎日10万円増えていく入金額。
あっという間に、毎日数百万使えるようになり、数千万円使えるようになります。
そうすると、色々調べると今まで聞いたことも無かったようなブランドに手を出すとかしないと、使い切れなくなってきます。
で、正直、いくら持ってても無理やりお金使う感じになっちゃうよなー、という雰囲気になってきます。この変化、とても面白いので、出来る範囲で愉しんでください。
ところでこのワーク、以前この記事で紹介させていただいたものです。
成功のプロセス5 成功のゲーム
という記事ですのでよかったら、見てみて下さい。
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