引き寄せの法則を学んでも、なかなかうまく引き寄せられない。
そんな思いをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
結果として、望む状態をイメージするための色んなツールやセミナーに行ってみたりします。
それで上手くいけばいいのですが、それでも上手くいかない事も多いのではないでしょうか。
そんなときに、引き寄せの法則を活用するための方法として、エイブラハム自らが進める22のツールについて取り上げてみたいと思います。
- 引き寄せの作用点を改善する
- 思考を現実化する22のプロセス
- 引き寄せ実践プロセス1 感謝する
- 引き寄せ実践プロセス2 魔法の想像の箱
- 引き寄せ実践プロセス3 創造のワークショップ
- 引き寄せ実践プロセス4 仮想のシナリオ
- 引き寄せ実践プロセス5 成功のゲーム
- 引き寄せ実践プロセス6 瞑想
- 引き寄せ実践プロセス7 夢を評価する
- 引き寄せ実践プロセス8 プラス面を記すノート
- 引き寄せ実践プロセス9 シナリオを書く
- 引き寄せ実践プロセス10 仕事のリスト
- 引き寄せ実践プロセス11 節目ごとの意図確認
- 引き寄せ実践プロセス12 そうだったら、いいよね?
- 引き寄せ実践プロセス13 いい気分の思考はどれ?
- 引き寄せ実践プロセス14 部屋を片付ける
- 引き寄せ実践プロセス15 1万円札の入った財布
- 引き寄せ実践プロセス16 思考を反転する
- 引き寄せ実践プロセス17 「いい気分」の思考に変える
- 引き寄せ実践プロセス18 感覚の湧く場所を見つける
- 引き寄せ実践プロセス19 お金の流れを良くする
- 引き寄せ実践プロセス20 宇宙にまかせる
- 引き寄せ実践プロセス21 健康を取り戻す
- 引き寄せ実践プロセス22 感情のスケールを上る
- 出来るところから楽しんで
- 参考文献
引き寄せの作用点を改善する
引き寄せの法則の基本
引き寄せの法則を使いこなすためには、その基本をおさらいしておきましょう。
引き寄せの法則とは、意識を向け、焦点を絞って求めれば、それが創造されます。
そして、あとはそれを受け取るだけ。
とてもシンプルなのですが、ありがちなのはそこに「抵抗」が起こること。
受け取ることが難しいのです。
引き寄せの法則への抵抗を手放す方法
引き寄せの法則への抵抗は、小さなころからの習慣などで見についたもの。
例えば、「高級な時計が欲しい」と思っても、
「そんなものを持っていてももったいないだけ」
「成金みたいで格好悪いかも」
「自分にはふさわしくない」
等といった抵抗の心が即座に現れます。
こういった、半ば癖になっている思考を手放すのは、一度にできるわけではありません。
しかし、今回ご紹介する方法を続けることで、しっかりと引き寄せへの抵抗が手放すところへ行けると考えられます。
それでは、早速内容を見ていきましょう。
思考を現実化する22のプロセス
引き寄せ実践プロセス1 感謝する
周囲を見回し、喜びを与えてくれるものに少しずつ気づいていきます。
その対象に関心を寄せ、肯定的な感覚が増すことを確認します。
たとえば、寒い朝、太陽の暖かさを感じたら、その温かさに感謝しましょう。
友人のちょっとした気遣いに気付いたら、その気遣いに感謝しましょう。
1日に10分~15分、そんな事を意識することを日課にします。
感謝する態度でいる間は、波動に抵抗は生じません。
感謝の念を持っていることは、感謝すべきことを引き寄せるという事なんですね。
引き寄せ実践プロセス2 魔法の想像の箱
自分好みの箱を見つけます。
そして、その箱の良く見える位置に「この箱に入っている物はすべて〝存在する〟」と書きます。
次に、雑誌や、パンフレットなどを眺め、実現してほしい願望を具体的に示す画像を切り抜きます。
例えば、身の回りにあってほしい家具、服、見たい風景、建物、旅行の目的地や車、身体の特徴を示した画像や、人が交流している写真など。自分が魅力を感じるものを切り抜いて箱に入れます。
そして、「この箱に入っている物はすべて〝存在する〟」と宣言します。
このワークで、欲しいものに集中することが訓練されます。
頭の中でイメージするだけでもいいのですが、箱という可視化した実物を用意することで、より臨場感を感じることができるところがこのワークの良いところです。
引き寄せ実践プロセス3 創造のワークショップ
紙を4枚用意し、1枚ごとに次の見出しを記入します。
「私の身体」
「私の家」
「私の人間関係」
「私の仕事」
さらに、「私の身体」の下には、「自分の身体に望むこと」と書きます。
その後に、身体に望むことを書き、さらに、その理由を書き出します。
たとえば、身体に望むことであるなら、「痩せたい」と書いたかもしれません。
そして、痩せたい理由として、「モテたい」とか「スポーツを楽しみたい」とか思いつくまま書いていきます。
身体が終われば、家、人間関係、仕事……とすすめていきます。
こうやってイメージを膨らませることで、望む状態に心をフォーカスさせます。
毎日、15分~20分間、楽しみながらやってみましょう。
引き寄せ実践プロセス4 仮想のシナリオ
イメージの中で、映画監督になりきって、まずは場面設定をします。
自分の大好きな場所、心地よい場所にいるイメージを浮かべます。
その場所を具体的にイメージし、時間、気温、自分の服や、周囲に人がいるかなど、イメージの中の世界を確認していきます。そのなかで、心地よい時間を楽しみます。
心地よいイメージの中にいることで、良い波動を放つようになります。
引き寄せ実践プロセス5 成功のゲーム
架空の預金口座を作ります。手帳にお金の出し入れを記録したり、パソコンで金額を入力するなど、本物らしくすると効果的です。
1日目
10万円預けて10万円使います。
預金欄に10万円を記入し、10万円の支出を考えます。一度に使っても、何回かに分けてもOK。
使った先は、自分の楽しいことに使ったというごっこ遊びにします。たとえば、10万円で新しいスーツを買ったとします。
2日目には、20万円。
3日目には30万円……と繰り返していき、300日目には3000万円を貯金して、使うごっこ遊びをします。
1年間続ければ、66億円以上の貯金と、支出を繰り返すことになります。
何だか楽しそうなゲーム。
是非楽しんでやってみて下さい。
引き寄せ実践プロセス6 瞑想
静かな場所で、ゆったりと座るあるいは横になります。
目を閉じて、深呼吸をします。
呼吸に意識を集中させますが、意識がさまよっていることに気付いたら、呼吸に意識を戻します。
瞑想は、波動を上げ、抵抗を生む思考を手放す効果があります。
無理のない範囲でチャレンジしてみて下さい。
引き寄せ実践プロセス7 夢を評価する
夜、ベッドに入ったら、このようなアファーメーションを心の中で宣言します。
「私は身体をしっかり休め、元気を回復して目覚めます。夢に現れたことに重要な内容があれば、目覚めたときに思い出します」
朝目が覚めたら、しばらく横になったままで「夢を覚えているか?」と自問します。
もし夢を思い出したら、その時の感情を意識して見ましょう。
引き寄せ実践プロセス8 プラス面を記すノート
ちょっと良いノートを手に入れ、表紙に「プラス面を記すノート」と書きます。
ノートは、モレスキンなどが人気です。
このノートには、
- いつも気分をよくしてくれる人や物
- お気に入りの町やレストランやお店
といったものの名前を書き出します。
そのうえで、それらのどこが好きで、なぜ好きなのか、良いところは何か?という事を書き留めます。
1日目は20分以上かけてじっくり取り組みます。2日目以降は隙間時間でもOK。
書いたら読み返してその内容を味わいましょう。
引き寄せ実践プロセス9 シナリオを書く
自分の人生のシナリオを描いてみます。もちろん、書いたことは実現するという前提の下で。
自分を主人公として、生きたい人生を書き留めます。
引き寄せ実践プロセス10 仕事のリスト
紙の中央に立て選を引きます。
左側に見出しとして「今日の仕事」、右側には「宇宙に任せる仕事」と書きます。
今日中に絶対に終わらせたい仕事を抽出し、「今日の仕事」の見出しの下に書き、他の仕事は全部、右側に記入します。
仕事の一部を宇宙に任せる欄に書いて、手放すことで抵抗を和らげます。
引き寄せ実践プロセス11 節目ごとの意図確認
私たちは、「いま経験している事」がある場合、その経験で感じることで未来を引き寄せる傾向があります。しかし、未来を変えようとすると、今の経験で感じることではなく、未来に引き寄せたい状態を今確認する必要があります。
節目ごとに、今ではなく未来に欲しい状態を確認する習慣を持ちたいものです。
引き寄せ実践プロセス12 そうだったら、いいよね?
まだ起きていないことを、「起きてほしい」とおもうなら、そこには願望の波動と同時に、「今はまだ起きていない」という欠乏の波動を発生させます。
そこで、「そうだったら、いいよね?」という言葉遣いをする事で、抵抗が小さくなります。
引き寄せ実践プロセス13 いい気分の思考はどれ?
思うことを短い文章にします。
例えば、
「娘は自分のやるべき仕事さえしない」
と感じたことを文章にしたとします。
それを感じたときの状態から、感じたことをノートに書いた時点で、気分が変わったかどうかを評価します。
・娘は私の言うことを聞かない。 →(気持ちは書く前と)同じ
・娘をもっとしっかりしつけるべきだった。 →(書く前より)悪い
・この問題を無理して今すぐ解決する必要はない。 →(書く前より)良い
という感じです。
こうやって、自分がどんな感情を選択しているかに気付きます。
そして、引き寄せは、自分が選んだ感情にふさわしいものに対して起こります。
善か悪かではなく、気分が良いか悪いかで感情を選択する習慣を身につけましょう。
引き寄せ実践プロセス14 部屋を片付ける
物も波動を放っているので、雑然とした部屋では引き寄せの作用点が混乱することがあります。
参考書にある、簡単に片づけができる方法を以下に要約してご紹介します。
①蓋のある段ボールを20個、情報カード、小型ボイスレコーダー(スマホでOK)を用意する
②段ボールを5~6個部屋の中央に置き、1から順に番号を振る。
③部屋の中のものに注目し、「これは差し当たって必要か?」と問う。YESなら元に戻し、NOならいずれかの箱に入れます。都度、「読まない本、1番の箱」などとレコーダーに録音。6個の箱は、自分なりに内容物の分類に使ってください。
④レコーダーに録音した情報は、情報カードに書き出し、何がどこに入っているかを整理します。
⑤とりあえず箱に入れこんだものが不要とわかったら、物置などに場所を移すなり、捨てるなりします。空いた箱は、また増えたものを整理素つために使います。
これを繰り返すことで、住環境が常に整理された状態になります。
引き寄せ実践プロセス15 1万円札の入った財布
①財布に1万円札をいれます。財布を手にするたびに1万円が入っている満足と安心感を感じる。
②1日の間に1万円で買えるものをいくつも思い浮かべる。
こうやって、お金を持っていることの喜びの波動を感じます。
引き寄せ実践プロセス16 思考を反転する
いやな感情を味わっているとき、それは自分が求めているものの正反対にいることを確認することができるシグナル。その反対の思いに気持ちをフォーカスしよう。
引き寄せ実践プロセス17 「いい気分」の思考に変える
①紙の中央に直径5cmほどの円を描く。その外側に同心円を書き、車輪を描く。
②椅子の背もに持たれ、車輪の小さい円に目の焦点が合うのを感じる。
③目を閉じて、嫌な感情が湧いた出来事に関心を向ける。そして、自分が望まないものを特定します。
④そのうえで、「私が望まないものははっきりしている。私が望むものは何だろう?」と考えます。
引き寄せ実践プロセス18 感覚の湧く場所を見つける
気分がよくなるイメージを描き、望みが達せられたときにどう感じられるかを見つける。
引き寄せ実践プロセス19 お金の流れを良くする
①月々の全支出項目を書き込めるほどの表があるノートを用意。
②左端の最上段に毎月の支払金額が最大となる項目を記入。(ex.家賃)
③二段目に家賃の金額を記入。この数字を毎月必要という事で○で囲む。
④さらに2番目に支払いの大きい項目を2列目に、3番目に支払額の大きい項目を3列目にと、順々に記入。
⑤上の余白に、こう記入します。
「以下の支払い義務を守ることが私の願いであり、項目によっては必要額の金額を払えます」
⑥右端の項目(毎月の支払いが最低額の項目)の支払時期が来たら、そこには請求額の倍の金額を記入
ちいさな額でも倍を用意出来たら、そのことを喜ぶ。
そのことで波動が変化します。
引き寄せ実践プロセス20 宇宙にまかせる
ものごとを自分でやるのではなく、「引き寄せの法則という宇宙のマネージャー」に仕事を頼む。
引き寄せ実践プロセス21 健康を取り戻す
①15分ほど誰にも邪魔されない場所を選び横になる。
②次の文章を読み上げる
・私の身体が健康であることは自然なことだ。
・私は健康になるためにどうすればいいかわからないが、身体は知っている。
・私の体内には個々に、意識を持つ無数の細胞があり、夫々がバランスを保つ方法を知っている
(以下 省略 詳細は参考文献をご参照ください)
③横になったまま心地よさを味わい、呼吸に意識を向ける。
引き寄せ実践プロセス22 感情のスケールを上る
以下の表はエイブラハムの感情のスケールと呼ばれるもの。
特に自分が開く感情に囚われているときは、そこから上がっていくよう意識します。
例えば、22の状態にいるかどうかを評価するには、「自分は力があると感じるか、無力と感じるか?」という質問を自問してみます。
さらに、無力感と自信喪失ではどちらか?
無力感と心配ではどうか?
という風に状態をチェックしていきます。
そしてそこから一歩ずつでいいので、上に上がることを意識して見ます。
番号 | 感情 |
---|---|
1. | 喜び/気づき/力があるという感覚/自由/愛/感謝 |
2. | 情熱 |
3. | 熱意/意欲/幸福 |
4. | 前向きな期待/信念 |
5. | 楽観的な姿勢 |
6. | 希望 |
7. | 満足 |
8. | 退屈 |
9. | 悲観的な姿勢 |
10. | 不満/苛立ち/焦り |
11. | 打ちのめされている状態 |
12. | 失望 |
13. | 疑い |
14. | 心配 |
15. | 非難 |
16. | 落胆 |
17. | 怒り |
18. | 復讐心 |
19. | 嫌悪/憤り |
20. | 嫉妬 |
21. | 不安/罪悪感/自信喪失 |
22. | 怖れ/悲しみ/うつ状態/絶望/無力感 |
出来るところから楽しんで
無理をして苦行になっては意味がない
このように実践方法を紹介しましたが、これが「ねばならない」で縛られてしまうと本末転倒です。
大事なのは、今、私たちが、どこにフォーカスするかです。
このような実践を「出来なかった」というがっかりした気分にフォーカスしてしまうと、良くない波動を発してしまいます。
基本的には、未来にワクワクして、楽しみながらチャレンジするよう気をつけたいところです。
私個人的には、『引き寄せ実践プロセス5 成功のゲーム』が大好きです。
遊び感覚でチャレンジしてみましょう。
参考文献
新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え―――引き寄せパワーを高める22の実践』エスター・ヒックス (著), ジェリー・ヒックス (著)
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